~ 土鍋の良いところ ~
土鍋にはさまざまな良い点があります。
一言で表すと「食材の旨みを引き立てる」こと。
そのヒミツを紐解いてみましょう。
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その① 熱をゆっくり伝える
食材の旨みや甘みは、タンパク質がアミノ酸に、デンプンが糖に分解されて、はじめて感じることができます。
土鍋は、食材にゆっくり熱を伝える中で、食材本来の旨みや甘みを引き出します。【低速加熱】
蓄熱性も高く、一度温めたら、あとは弱火でも充分に加熱調理できます。これにより、食材の焦げ付きや煮崩れを防いでもくれるのも利点です。
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その② 高い保温性
一度温まった土鍋は冷めにくいので、火を止めた後の余熱を利用して、食材にじんわりと味を染み込ませることができます。【余熱調理】
特に、煮込み料理で効果を発揮します。
火からおろしてそのまま食卓へ並べた時でも、温かさを保ってくれる利点もあります。
この特性は、炊飯の蒸らし工程にも活きます。
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その③ 遠赤外線効果
土鍋を温めると、多量の遠赤外線を放出します。
遠赤外線効果により、鍋底からの炎の熱だけでなく、鍋の内側全体からも食材を温めてくれるので、まんべんなく加熱できる利点があります。
「熱をゆっくり伝える」効果と相まって、食材の食材の旨みや甘みを引き出してくれます。
特に、蒸し料理で効果を発揮してくれます。(焼き芋などの蒸し焼きも含む)